激しい水流に注目! マルカの「アクアコマンダー グラディエーター」

マルカは水鉄砲を今回の目玉に設定し、アクリル板で作った「試射コーナー」を設置、実際に水流を発射し、関係者にアピールしていた。コーナーの奥にある的に向かって引き金を絞る姿は楽しそうだった。

  ドラゴンズドグマ RMT

 商品の中心はポンプ式ショットガンのようにハンドグリップを動かして空気を圧縮しその空気圧で強い水流を発射するもの。その中で“最強”なのが「アクアコマンダー グラディエーター」だ。その射程は7m、かなり激しく太い水流を発射する。この強力な勢いは銃前方のタンク部分に工夫があるという。こういった強力な水鉄砲は、子供よりも中高生や大学生に人気とのことだ。

 「有力トイメーカー受注会」は年末の商談会と同じラインナップを出展するメーカーも少なくなかった。その中でセガトイズはロボットペット「micolo」や、幻想的な場面を演出できるオブジェ「アートアクアリウム プリズリウム」といった魅力的な商品を出展していたが、どちらも試作品のため取材は不可ということだった。これらは東京おもちゃショーで出展されるという。

 トイメーカーの商談会はメーカーごとに様々で、伝統的な玩具や、自社ブランドの延長にこだわるメーカー、海外の製品を積極的に展開するところもある。その中で特に面白いのが、様々な技術を「遊び」に活用している玩具である。

 お風呂で遊ぶ子供用の玩具に、温度で絵が変わる最新の塗料が使われていたりと、話を聞いて驚かされる商品も多い。商談会は開発者やメーカー担当者とどのような技術が使われているのか、どういった思いで作ったかなど、“濃い話”ができる楽しい場所だ。今後も積極的に取材していきたい。